大阪人権博物館が開催した「安倍晴明の虚像と実像」展の展示図録に執筆したもの。平安時代の晴明の実像にたいして、ここでは中世、近世における地方や民間社会で活動した「陰陽師」にスポットがあてられ、その一つの事例として、高知県のいざなぎ流太夫の活動例を紹介・報告した。