講演・口頭発表等

基本情報

氏名 有田 和臣
氏名(カナ) アリタ カズオミ
氏名(英語) ARITA kazuomi

タイトル

川端康成「古都」と〈トポス〉としての京都―「四神相応」が表象する千重子〝再生〟の主題

講演者

有田和臣

会議名

京カレッジ・京都学講座

開催年月日

2013/10/05

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

公益財団法人 大学コンソーシアム京都

開催地

大学コンソーシアム京都

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

「古都」には、作者川端康成の、「伊豆の踊子」から続く主題(単独者の孤独と、連帯への夢)が秘められている。「古都」の主要人物たちは、京都の土地を守る四神になぞらえられており、作品中のエピソードにそれを裏付ける多くの暗示がある。例えば捨子に引け目を感ずる孤独な千重子が、周囲の人々との協調関係を獲得していく過程が、千重子が嵯峨野散策する行程に如実に反映されている。

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