論文

基本情報

氏名 有田 和臣
氏名(カナ) アリタ カズオミ
氏名(英語) ARITA kazuomi

タイトル

川端康成「古都」と〈トポス〉としての京都 ―千重子〝再生〟の主題と「四神相応」への夢

著者

 

単著・共著の別

単著

誌名

佛教大学総合研究所紀要別冊「京都における日本近代文学の生成と展開」

出版社

 

全巻

 

総ページ数

 

 

 

開始ページ

225

終了ページ

243

出版年月

2008/12

査読の有無

無し

招待の有無

 

記述言語

日本語

掲載区分

 

掲載種別

研究論文(大学,研究機関紀要)

ISSN

 

ID:DOI

 

ID:NAID(CiNiiのID)

 

ID:PMID

 

URL

概要

キーワード:川端康成、古都、四神、トポス、京都、寺社
川端康成「古都」は、作者自身の自作への言及に依拠して、さほど重要な位置づけをされて来なかった。しかし、舞台となった場所それぞれがもつ象徴性、およびそれと絡み合う形で物語中に暗示されている「四神」と主要人物との対応関係は、この作品が綿密な計画のもとに書かれた事実を示唆している。「古都」は、根なし草の捨て子であった主人公が、周囲との深い縁、緊密な人間関係を得て、生命力を回復してゆく物語だった。以上を論証した。

JGlobalID

 

arXiv ID

 

ORCIDのPut Code

 

DBLP ID

 

OpenDepoのWekoID