ヴェーバーは歴史学派とオーストリア学派とを包括した授業を展開する。哲学部は国民経済学員内助教授ポストを新設しようと試みるが、バーデン政府は、マンハイム財界の要請により、国民経済学第二教授ポストを新設する案を検討する。折から、ヴェーバーの病状が悪化し、彼の正教授からの退任(降格)願が提出されるのにともない、彼の職務をこの第二教授に代行させることが現実的な対応策として急浮上する。