バブル経済崩壊後の不況の中、貧困問題の象徴としてホームレス問題が深刻化している。その中で、いま雇用と福祉の「セーフティネット」の構築が求められている。本論では大阪・釜ヶ崎における生活保護行政と労働行政、ホームレス自立支援事業の実態と課題について考察を行った。