『近代的超克』(孫歌編・李冬木、趙京華、孫歌訳)は竹内好氏の中国語に翻訳された初めての評論集である。本人はその中に収録された『魯迅』(PP.1~161)を担当。原題『魯迅』、日本評論社1944年。訳文のほか、中国語文字約5000字分の訳注31個を付け加えた。この論文集の出版を受け、2005年12月25~26日、中国・上海大学で「魯迅と竹内好国際討論会」を行った。