大正蔵経1~17巻までの847部の漢訳経典における偈頌を対象として、特に有韻の偈頌に焦点をあてて考察を加えた。ここで言うところの意義とは偈頌研究によって解明しうる、またはその可能性のある点で、問題点とはその限界である。