西晋失訳の『玉耶女経』に説かれている韻文と中国仏教における女性徳育の関係を、韻文として漢訳されていること、またそれが重複内容であること、四音節で綴られていること、中国の女訓書との内容と形態の類似性、唐代における当該韻文の引用状況を根拠として論じた。