「浄度三昧の語義について」の詳細な報告である。とくに道教における「三昧」の語義にもふれ、また文人の詩の中に用いられる「三昧」についても調査し、仏教用語の「三昧」が、いったいいつから俗的に派生した「三昧」に演変展開したのかを検証した。