キーワード:ホネット、ルカーチ、物象化、承認 アクセル・ホネットによる承認論を通じて物象化論を再構成しようとする試みについて、ルカーチの物象化論やホネット自身のかつての承認論にあった批判のポテンシャルが毀損されているのではないかという点をめぐって考察を加えた。