第7章「ミードと外国人労働者-エスニシティの壁を超える条件-」担当。G.H.ミードの理論を社会調査論の観点から再構成することによって質的研究と量的研究の統合の可能性を示した。また、現代日本の外国人労働者問題を分析し、外国人が地域社会で地元住民と共生するための条件を検討し、さらに、それらの条件を可能にするための市民活動の必要性を呈示した。