本書では実践体験型演習を通し、学生が異なる実践世界を行き来することにより、関係者がそれぞれの世界の実践への関心を深め、結果として、既存の実践を改革・発展させていくような人々の相互交流のありようを「共創的越境」と呼ぶ。そして学校インターンシップへの参加を通した学生の学びを、学校現場・地域社会そして大学の実践のありかたを更新する共創的越境の契機としていくためのアイディアをそれぞれの視座からの理論研究等を通して展開している。