『改訂教育実習研究(中・高)』所収。学校は時代とともに変化する。ところが、一方で教師は従来からの教育理念や価値観に捕らわれ、その内容を普遍的な内容に置き換えてきた。そのため、その両者にひずみが生じ、その結果が、いじめであり、不登校であり、学級崩壊であるといえる。こうした教育病理にどのように対処するか、あるいは、どのような態度動機をとって、子ども達と接するべきなのかを論考してある。