英国では、1988年教育改革法と、1992年の継続・高等教育法によって、大学が「大衆化」の方向に動き始めたということができる。すなわち、それまで一部のエリートの所有物であった伝統的な大学セクターに、旧ポリテクニクを新たに大学として昇格させて加えることによって、大学が「一元化」され、大学進学者数が量的に拡大したのである。その改革の意味と、評価についてリーグ・テーブルを用いて分析をおこなっている。