キーワード:大学、教員養成、高等学校、教育コース、アドバンテージの有無
本稿では、高等学校でいわゆる「教育コース」を卒業した生徒が、教員養成系大学へ進学した際に、「教育コース」に在籍していたことがその後の教育課程履修においてアドバンテージになったのかどうかを、インタビュー調査から明らかにした。にした。結果としては、7 年間の学びの期間が、教職に就くことへの「迷い」の期間であると同時に、教師になることへの「意欲」を高める期間となり、「自信」につながるという点においては、大学から教職課程を選択した学生に比べ