文学教育研究会では何度も同じテーマで発表させていただいて恐縮ですが、今回も発表
の機会を頂戴し感謝申し上げます。今回は2022年度新入生を対象とした調査結果を報告
する予定ですが、今回の調査には発表者自身が大きな関心を抱いています。というのも
、佛教大学では2019年4月から新カリキュラムがはじまり、今年は4年目の完成年度だか
らです。とりわけ英米学科のカリキュラムは大きく変化し、2年生秋学期には全員海外
研修に参加することを必修にしました。しかしながら新型コロナウイルス感染症のため
に、この留学プログラムはまだ一度も実現できていません。さらに2021年度は、お恥ず
かしながら、定員の70名を確保することができませんでした。このような4年間に英米
学科に入学してきた学生の文学と語学学習に対する意識はどのようなものであるのか、
についてもお話しさせていただきます。