以前に発表した「張家山漢簡・史律に見える「史書」について」(『鷹陵史学』36号、2010年)および「漢代の「史書」」(『歴史学部論集』6号、2016年)の内容に基づきながら、出土資料および文献史料の両者に見える「史書」の意味の共通性、および「史官」の漢代的意味を概括的に述べた。