論文

基本情報

氏名 鵜飼 光昌
氏名(カナ) ウカイ ミツアキ
氏名(英語) UKAI Mitsuaki

タイトル

頓悟説について―道生と謝霊運―

著者

 

単著・共著の別

単著

誌名

佛教大学中国言語文化研究会『中国言語文化研究』

出版社

 

全巻

 

総ページ数

 

 

8

開始ページ

1

終了ページ

31

出版年月

2008/07

査読の有無

無し

招待の有無

 

記述言語

日本語

掲載区分

 

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

ISSN

 

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概要

一気に段階を踏むことなく悟りに到達することを頓悟という。この頓悟を最初に提唱したのが道生(?-434)であり、謝霊運(385-433)はその説に賛意を表して「弁宗論」を書いた。そこで道生の頓悟説と謝霊運の「弁宗論」とを中心にして、その両者の頓悟説の同異について論じた。   頓悟説には次の二つの要素がある。(1)究極の真理は分割できないものであるから、悟りは段階を踏むことなく一気に成就される。(2)それは仏性によって可能となる。  道生は(1)と(2)とをともに重視する。しかし謝霊運は(1)は重視するけれど

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