発達段階に関連する概念上の問題点として、発達の連続性と非連続性、理論上の地位、段階の連鎖の不変性、”里程道標”選択の任意性を取り上げ、段階の持つ意味を考察した。結論として、実証データに裏付けられ、かつ理論的整合性を保った構成体として、発達段階が精緻化される必要性を強調した。