競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 眞砂 照美
氏名(カナ) マサゴ テルミ
氏名(英語) MASAGO Terumi

タイトル

五感力を活用した療育支援技術に関する研究

提供機関

日本学術振興会

制度名

科学研究費助成事業

研究期間(開始)

2013/04

研究期間(終了)

2015/03

代表者

眞砂照美

連携研究者

 

研究種目

挑戦的萌芽研究

配分額(総額)

1560000

配分額(直接経費)

1200000

配分額(間接経費)

360000

研究概要

広島県内の児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所を対象に、発達障害のある児童の支援に関するアンケート調査を行った。その結果、児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所を利用する発達障害児の割合が増加しており、職員の専門的な支援を必要としていることがあきらかになった。また、感覚処理障害を併せ持つ児童は、社会生活上の課題を抱えていることも多いとされている。そこで、五感力と発達障害児に関する研修を受けた事業所の職員へインタビューを行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いて分析した。その結果、職員は【(自らの)近似の感覚体験】を語ることで、過去の支援を吟味し、対象児童の感覚処理障害についてあらためて理解しようとしていた。そして、職員の【(思いと)支援が変容】し、【複数感覚】で児童の生活全体を捉えながら、児童のライフステージの課題にも気づき、児童の【社会性を育む支援】を目指していこうとしていることが明らかになった。