てんかん患者への大規模調査の先行研究から、医療機関での相談に訪れることが少ないことが明らかになっている。そこで、てんかん相談を受理し、相談援助のプロセスがどのように展開されていくのかを、ワーカー15名へのインタビューを行い、M-GTAを用いて分析した。41概念、8のカテゴリーが生成され、クライエントもワーカーも双方向のエンパワメントプロセスが生じていたことが分かった。