若手心理職が経験しているワーク・ライフ・バランス上のテーマを扱う本書において、「文化的マイノリティ」というコラムを執筆した。そこでは、文化的マイノリティについて考える際のポイントを解説した。その上で、文化的マイノリティというテーマが、身近なものであり、生活のさまざまな場面で幅広く根深い影響を与えていることから、このテーマが心理職の仕事と私生活の両面に関わっているとも考えられることを述べた。
※藤岡勲. (2023). 文化的マイノリティ. In 伊藤正哉, 山口慶子 & 榊原久直 (Eds.), 心理職の仕事と私生活:若手のワーク・ライフ・バランスを考える (pp. 201-203). 東京: 福村出版.