学生相談場面において、カウンセラーがより効果的に危機対応ができるよう、また、危機の予防に活用できる知見を得るために、学生が陥る危機状況について、それに関係する諸要因や深刻化のプロセスを、危機状況に至った複数事例のデータに対してKJ法を援用して明らかにした。