日本で生活する2つの民族的背景を持つ人々のインタビュー・データを分析し、両背景を統合したアイデンティティは、〈ハーフ〉〈ダブル〉〈マーブル〉〈アキュレイト〉の4つに類型化が可能であることを明らかにした。さらに、類型に対する「ポジション」という視点を用いることで、個性がとらえやすくなることも明らかにした。