日本学生相談学会の学会機関誌『学生相談研究』の中で、「外国」と関連することばがあった掲載物49本を通し、学生相談と外国との関係を検討した。その結果、日本の学生相談は外国と一定程度の関係を有し、実践と研究の双方を重視してきたことが明らかになった。一方で、関わる対象と、関わる地域や国に偏りがあるという課題も明らかになった。