実際の心理面接におけるセラピストの発話データをKJ 法を援用して分析を行った。その結果、セラピストの肯定的発話が、{変化の促進弱-変化の促進強}、{方向性弱-方向性強}の2つの軸をもとに、《土台作り》、《水路づけ》、《後押し》、《導き》という4 つに類型化できることを明らかにした。