論文

基本情報

氏名 土佐 朋子
氏名(カナ) トサ トモコ
氏名(英語) TOSA Tomoko

タイトル

大津皇子詩歌における「錦」の発想―「山機霜杼織葉錦」と「経もなく緯も定めずをとめらが織る黄葉」―

著者

土佐朋子

単著・共著の別

単著

誌名

平成15年度都立航空高専研究紀要

出版社

 

全巻

 

総ページ数

 

 

第41号

開始ページ

123

終了ページ

130

出版年月

2004/10

査読の有無

無し

招待の有無

無し

記述言語

 

掲載区分

 

掲載種別

 

ISSN

 

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概要

大津皇子詩歌には、黄葉を錦に喩える表現がみられる。これは歴史的に突出して早い例であり、かつ漢籍における黄葉は、揺落と衰退の象徴であり、豪華絢爛な錦に喩えられることはない。大津詩歌の表現は、花が咲き誇る春山のあでやかな美や、輝く川面の美などを錦に喩える漢籍の表現を、黄葉の美的表現に応用して、独自に創りだされたものと思われる。

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