『懐風藻』の本文の校本を作成している。本稿では、65詩序88番詩までの本文について、これまで調査・収集をしてきた『懐風藻』本文を比較対照させて校本を作成した。『懐風藻』校本としては、昭和32年の大野保氏作成の校本以来のものとなる。