『懐風藻箋註』は静嘉堂文庫に写本が1本所蔵されている。現存するものとしては最古の『懐風藻』注釈であるにもかかわらず、翻刻されていなかったため、『懐風藻』研究史上に位置づけられることもなかった。その『懐風藻箋註』を初めて公開した。