講演・口頭発表等

基本情報

氏名 稲永 知世
氏名(カナ) イネナガ トモヨ
氏名(英語) INENAGA TOMOYO

タイトル

談話分析の多様な視点

講演者

稲永知世, 仲西恭子, 渡部敬子

会議名

日本メディア英語学会第7回(通算第59回)年次大会

開催年月日

2017/10/29

招待の有無

無し

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

一般社団法人 日本メディア英語学会

開催地

佛教大学 紫野キャンパス

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

談話分析の多様な視点に基づいて、3人の発表者が研究発表を行った。特に、稲永(2017)は、話し手の発話行為(speech acts)に対する聞き手の解釈に対して、また話し手によるこれまでの発話行為に対する弁明に対して、パワー(権力)関係(power relations)がどのような影響をおよぼしているのかということを、批判的ディスコース分析(critical discourse analysis, CDA)の観点から考察している。上記の目的を果たすため、語用論(pragmatics)、特にAustin(1962)やSearl(1969)の発話行為理論(speech act theory)を援用し、元FBI長官James B. Comey氏によるDonald Trump米大統領との会話メモ、および米上院情報特別委員会の公聴会における同氏の議会証言に関し得るThe New York Timesの新聞記事を取り上げ、Trump米大統領によって遂行されたとされる発話行為を分析している。

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