虚弱高齢者に対する「声かけ訪問」のための介護予防サポーター養成プログラムを実施し,その評価を定量定性両面で行った.その結果,10ヶ月間のプログラムを参加者9人全員が終了し,プログラム終了時に,学習習得度の自己評価得点の上昇が認められた.また,サポーターは,自分自身の心理的変化を自覚し,地域の高齢者宅を訪問したことで,地域の高齢者の状況を認識し,訪問型のボランティア活動の継続への意欲につながっていた.