セルフ・ネグレクトの介入方法と専門職が直面するジレンマおよび困難について地域包括支援センターの看護職等の専門職7人を対象にフォーカスグループインタビューを行った.その結果,専門職は見守り,緊急時,予防的介入を使い分けていた.またこれらの介入に際して,個人の自己決定の尊重などのジレンマに関して7カテゴリー,法的な未整備に関する困難などの困難に関して6カテゴリーが抽出された.