親日的とされる台湾社会において、「日本」という記号を拡散してきたメディアの功績は大きい。本書は、日本・台湾・中国の研究者が、台湾メディアの第一線で働く関係者への聞き取りと、日本に関する商品広告や報道の内容分析から解き明かす現代台湾メディア論の共同研究である。