三田村鳶魚主催「西鶴輪講」の最終回となった「『懐硯』輪講」(昭和二十三年八月~昭和二十四年二月)の草稿(国文学研究資料館蔵)を実見した成果として、特に忍頂寺務の発言内容や主催者三田村鳶魚や柴田宵曲との交流のあり方について報告した。