講演・口頭発表等

基本情報

氏名 濵田 泰彦
氏名(カナ) ハマダ ヤスヒコ
氏名(英語) HAMADA Yasuhiko

タイトル

『武家義理物語』をどう読むか?― 巻二の一、巻二の二の敵討事件と序文をめぐって ―

講演者

浜田泰彦

会議名

第40回西鶴研究会

開催年月日

2015/03/26

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

西鶴研究会

開催地

青山学院大学

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

『武家義理物語』「身代破る風の傘」(巻二の一)と「御堂の太鼓打つたり敵」(巻二の二)は、二編一連の物語である。また同時に、貞享4年6月に発生した御堂前敵討事件を取り込んだ際物でもある。   『武家義理』刊行直前の事件より材を得た上記二話は、本部実右衛門と島川太兵衛(後に「本立」と改名し、出家)が、阿波新橋での衝突事件により敵討ちへ と展開したため、本作序文の「時の喧嘩・口論自分の事に一命を捨ることはまことの武の道にはあらず」なる一文に矛盾するのではと指摘されてきた。たとえ ば、吉江久弥氏はこの一件を「武

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