講演・口頭発表等

基本情報

氏名 濵田 泰彦
氏名(カナ) ハマダ ヤスヒコ
氏名(英語) HAMADA Yasuhiko

タイトル

西鶴『色里三所世帯』の再検討 ―玄宗皇帝説話との関わりを中心に―

講演者

浜田泰彦

会議名

京都近世小説研究会

開催年月日

2016/07/16

招待の有無

 

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

京都近世小説研究会

開催地

同志社女子大学

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

西鶴『色里三所世帯』(貞享5・1688年6月上旬刊)巻上は、玄宗皇帝ならびにその周辺の説話のもじりが集中している。  巻上ノ1では『開元天寶遺事』などで知られる「花軍」をやつして女相撲を催し、巻上ノ3では『安禄山事迹』に由来する 安碌山の産湯説話をやつして美女と湯船につかり、身体の隅々まで洗ってもらう。もとより、 主人公外右衛門が24歳の若さで20人の美女を伴って若隠居を決め込むのは、「天子」の 後宮を再現しようとする試みであった。本発表では、玄宗皇帝説話が『色里三所世帯』趣向とし て用いられているとい

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