講演・口頭発表等

基本情報

氏名 濵田 泰彦
氏名(カナ) ハマダ ヤスヒコ
氏名(英語) HAMADA Yasuhiko

タイトル

『犬方丈記』の研究 ―養和飢饉から天和飢饉へ

講演者

浜田 泰彦

会議名

京都近世小説研究会

開催年月日

2019/03/09

招待の有無

無し

記述言語

日本語

会議区分

国内会議

会議種別

 

主催者

京都近世小説研究会

開催地

花園大学

ID:NAID(CiNiiのID)

 

概要

『犬方丈記』は、『方丈記』のもじり作品であるが、その趣向は一部にとどまっている。本作品は、『方丈記』が記した養和飢饉に触発され、天和の飢饉を重ね合わせて執筆された。主人公「今長明」は、全国行脚を果たそうとしながらも、長崎崇福寺での施粥を目撃し、京に帰る決意を固める。大坂・京で数々の施行を見物する「今長明」は、遁世者としての性格に乏しいものの、それらを記録にとどめることで本作品を『方丈記』を継承する作品たらしめた。

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