『本朝二十不孝』「慰改て咄しの点取」(巻1ノ4)中で展開される「咄の点取勝負」を『枕草子』以来の「物は尽し」に基づく小咄作りを争ったと解釈。また、同章段の申し子譚的要素に説経節『しんとく丸』が典拠となっていることを指摘した。