小学校教員を対象にした「精神疾患を患う親と子どもの理解と対応」に関する 研修による効果、今後の課題について明らかにすることを目的する。 方法は研修会(90分1回)終了直後一時点の参加者への無記名式質問紙調査を行 い、分析は4段階評価の単純集計と自由記載内容の類似性を広陵した分類を行っ た。参加者27名へのアンケート(回収25名・回収率92.5%)の結果、総合評価 で96%が「参考になった」とし、質問「当該親子への理解の深まり」に76%が、 「教員への当該親子への関わり方の理解の深まり」に60%が「そう思う