精神疾患の親をもつ子どもについて報告が多いドイツでの支援を報告する。ドイツでは1970 年代から子どもの調査が行われ、200 0 年代には支援が本格化している。デュイスブルクPSAG (精神社会活動連合)では保健医療福祉の関係機関がネットワークをつくり、該当の子どもの把握と支援をしていた。日本でもこうした親子を理解し、子どもが家族以外の人や場とのつながり、関係機関が連携し親子を支援していく必要がある。