ウパニシャッド研究4【瞑想・アートマンの認識】 「プリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド」2.3はアートマンを表現する「あらず、あらず(neti neti)」の句についてプルシャの観想を説き、その形態を色彩で表現。この解釈を、先行するヴェーダ文献に探り、新ウパニシャッドに至るヨーガ観想の系譜に位置づけるとともに、“neti neti”の句が本節においてプルシャに対する肯定的な表現であることを示す。