人為的な緑の手入れ状態が「自然らしさ」の印象に影響するかを検証した。また、緑のイメージ構造を調べ「自然らしさ」の好感評価を検討した。その結果、緑の評価構造は、『整形性』『量性』『形態の多様性』の3因子によって構成、解釈できることが示された。また、『整形性』と「手入れ感」は強い相互関係を示し、「自然らしさ」への強い影響力を示した。以上より、都市に求められる自然のあり方が示唆された。