高レベル放射性廃棄物の処分施設立地に対する市民の意識や原子力政策への参加意識等を検討した。その結果、処分施設に対するNIMBY現象が確認されるとともに、施設立地を受け入れる地域への対応として他地域による立場や気持ちの理解が大切であること等が明らかになった。以上より、地域属性により認識が異なることを考慮した議論を行っていく必要があること、市民どうしによる情報共有が必要であることを指摘した。