千葉県の5つの自治体に所属する学校司書165名と図書館担当教師144名を対象に, 学校図書館における特別支援の現状と課題を明らかにすることを目的とした。結果として, 学校司書と教師はともに生徒への対応配慮に関連した支援を高く評価していた。しかし, LD児らに有効であるとされるマルチメディアの1つ視聴覚資料が図書館の資料として整備されているのは自治体によって格差があることが明らかになった。全18頁