小・中学校の養護教諭, スクールカウンセラーら学習の評価を担わない職員19名を対象に, 学校図書館の捉えの変容とその要因を修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチで分析を試みた。結果として, 評価を担わない職員は, 学校図書館を利用する前は用がなかったらいかない場であったが, 学校図書館に関わるなかで, 学校図書館を資料・情報の源, 生徒が落ちつける場, 社会へつながる場へと捉えるようになった。全20頁