本書は、現代日本のスピリチュアリティ(霊性)と、スピリチュアリティにもとづく共同性の形成をテーマとした論文集で、セルフヘルプ・グループ、ネット恋愛、漫画、サッカー、ニューエイジ等の幅広いトッピクスが扱われている。 私は、ドキュメンタリー映画の自主上映団体メンバーの意識と活動を分析した「つながりに気づき、つながりを築く-ガイアネットワーク新宿の試み」を分担執筆(pp. 120−136)。編者は樫尾直樹、執筆者は伊藤雅之、西谷修、弓山達也他、13名。