本書は、最新の研究成果を反映した社会学の教科書である。「グローバル化と国家をめぐる問い」「家族と生活をめぐる問い」「現代社会の新しい課題」「アジアと世界の現在」「社会学の基礎理論」「社会学の基本学説」「社会学の新領域」というテーマが扱われている。 私は、現代社会における宗教の特徴と役割を論じた「現代社会と宗教」を分担執筆(pp. 72-75)。編者は西原和久・保坂稔、執筆者は鈴木宗徳、筒井淳也、干川剛史他、30名。