本書は、2009年10月に韓国の圓光大学校で開催された第21回国際仏教文化学術会議の基調講演ならびに研究発表をまとめた論文集である。私は、20世紀初頭の日本仏教における非戦論の系譜と特徴を分析した「戦争は罪悪か?―20世紀初頭の日本仏教における非戦論」(pp.147-180)を分担執筆した。 編者は第21回国際仏教文化学術会議実行委員会、執筆者は梁銀容、水谷幸正、康東均、原田敬一、金容煥、韓乃彰他、計9名。