本報告は、東洋大学社会学部西山茂氏を代表者とする共同研究プロジェクト「純粋在家主義運動の展開と変容」の中間報告である。 昭和初期に成立した在家仏教教団・浄風会の教団形成過程では、母教団である本門佛立講との関係、また、伝統教団の法華宗との関係が密接に関わっており、教団間の交渉や相互作用過程に着目することが重要であることを指摘した。 なお、本報告は小島伸之との共同発表であり、私が発表を担当した。