近代日本において「新しい仏教」を名乗った言説や運動を取り上げ、分析した論考。それが青年仏教徒たちのユースカルチャーであることを指摘し、 その言説や活動を支えた社会基盤と伝達手段(メディア)も検討することで、近代日本の「新しい仏教」の特徴を明らかにした。 なお、本論の掲載誌は「近代仏教」特集号で、編者を林淳とともに私が共同で務め、執筆者のコーディネートも林と私が行った。